日産(NISSAN)GT-R BCNR33/ヘッドライトレンズ交換/ヘッドライト殻割り/ヘッドライト黄ばみ除去/ブレンボキャリパー塗装/キャリパーペイント/レストア/車両持込
- atom watanabe
- 2 日前
- 読了時間: 9分

日産(NISSAN)GT-R BCNR33/ヘッドライトレンズ交換/ヘッドライト殻割り/ヘッドライト黄ばみ除去/ブレンボキャリパー塗装/キャリパーペイント/レストア/車両持込
今回は、R32 スカイラインGT-Rのヘッドライトレンズ交換とキャリパー塗装のご依頼をいただきました。オーナー様は「純正ルック」を非常に大切にされており、ボディはもちろん、細部に至るまで驚くほど綺麗に維持されている一台です。しかし、どれだけ大切にメンテナンスをしていても、経年によるヘッドライトの黄ばみやキャリパーの塗装劣化は避けることが難しいかつ、この二つがお車を古く見させる大きな原因になっていることが多いです。「今の綺麗な状態を、これからも維持していきたい」 そんなオーナー様の想いに応えるべく、今回はリフレッシュ作業をお任せいただきました。これほどまでに愛情を注がれている個体に触れさせていただけるのは、メカニック冥利に尽きます。新車当時の輝きを取り戻し、これからも長く走り続けられるよう、我々も全力でサポートさせていただきます!
★施工内容★
・ヘッドライト殻割り
・ヘッドライトレンズ交換
・キャリパー塗装(ブラック)
・ロゴ brembo
1.取り外し
2.殻割り
3.レンズ付け替え
4.殻閉じ
1.過酷な「熱」との戦い
2.塗装を蝕む「ブレーキダスト」
3.見た目だけで終わらない「機能維持」
1.取り外し
2.洗浄
3.塗装
4.取り付け
①ヘッドライトレンズ交換
【ヘッドライトレンズ交換とは?】

「ヘッドライトレンズ交換」とは、その名の通り表面の透明なレンズカバーのみを新品へリフレッシュする作業です。実は多くのヘッドライトは、光を放つ「本体(ユニット)」と、外側の「レンズ」が別々のパーツで構成されています。経年で避けられない曇りや黄ばみを、レンズだけの交換で一掃。愛車本来の精悍な顔つきを取り戻すだけでなく、夜間の視認性も劇的に向上させる、非常に費用対効果の高いメンテナンスなんです。
【施工前のGT-R R33ヘッドライト】





車全体が「古びた印象」になる: ボディがどんなに綺麗でも、レンズが曇っているだけで車全体が「お疲れモード」に見え、GT-Rの格好良さが半減してしまいます。
夜間の視界が暗く、危険を招く: 表面の黄ばみや汚れが壁となり、バルブの光を遮ってしまいます。夜のドライブで「暗くて見えにくい」と感じる大きな原因です。
「愛車のオーラ」が霞んでしまう: ヘッドライトは車の「目」です。ここがクリアでないと、GT-R特有の鋭い眼光や存在感が失われ、本来のオーラが引き立ちません。
【GT-R R33ヘッドライトレンズ交換手順】
1.取り外し

リフレッシュの第一歩は、車体からのヘッドライト取り外しです。 この工程で最も気を遣うのが、周辺パーツへの配慮。ヘッドライト周辺のバンパーやフェンダーは、脱着時にどうしても接触のリスクが高まる非常にデリケートな部分です。大切なお車に決して傷をつけぬよう、広範囲にわたる徹底したマスキング保護を実施。細心の注意を払い、一つひとつのボルトやクリップを慎重に解いていきます。
2.殻割り

今回のメイン工程である「殻割り」。これは、レンズ・インナーパーツ・本体ユニットの3層に分かれたヘッドライトを慎重に分解する、難易度の高い特殊作業です。
[殻割りの手法:熱分解と非熱分]
熱分解(今回のGT-Rはこちら): ヒートガン等で加熱し、シーリング材を柔らかくして分解します。多くの国産車に有効な手法です。
非熱分解: 加熱しても溶けない特殊なシーリングの場合、超音波カッター等で切り開く高度な技術が必要となります。事前にシーリング材の状態を細かくチェックし、最適な手法を見極めてから作業に入ります。

[プロに任せるべき理由]
ヘッドライト内部は精密な電装系の塊です。安易な分解は浸水によるショートの原因となり、最悪の場合ライトが点灯しなくなるリスクも。経験豊富なプロの手で、細心の注意を払いながら施工させていただきます。
3.レンズ付け替え

殻割りを終えて古いレンズを外した後は、心臓部である**「インナーパーツ」の移植**へと移ります。
一見シンプルに見える工程ですが、実はメーカーや車種によって構造は千差万別です。
国産車(GT-Rなど): 一般的には3本程度のプラスネジで固定されていることが多く、基本に忠実な構造です。
輸入車: トルクスネジ(星型)が多用されていたり、ポルシェ(カイエンやパナメーラ)のようにインナーパーツが何層にも重なり、ネジと接着剤を併用した極めて複雑な構造の車種も存在します。


私たちはこうしたメーカーごとの特性を熟知しているからこそ、繊細なパーツ一つひとつを傷つけることなく、新しいレンズへと確実に固定していきます。
4.殻閉じ

分解(殻割り)以上に、私たちが最も神経を研ぎ澄ませるのが、この「殻閉じ」の工程です。新しいレンズをはめ込む際、ハウジングの溝へシーリング材を隙間なく、完璧に充填していきます。この作業が不十分だと、わずかな隙間から水分が侵入し、ヘッドライト内部に結露を招くばかりか、最悪の場合は精密な電装系がショートして修復不能に陥るリスクがあるからです。ヘッドライトは小さなパーツに見えて、実際には数十万、時には百万単位のコストがかかる非常に高価で精密な部品です。 「絶対に水を通さない」 この徹底した殻閉じこそが、ヘッドライトの寿命と走行の安全性を守る、プロとしての意地と責任の見せ所です。
【GT-R R33 ヘッドライトレンズ交換施工完了】

施工を終えたBCNR33と対面し、その神々しいまでの輝きにスタッフ一同、思わず息を呑みました。曇りが一掃され、奥のリフレクターまでクッキリと見える瞳は、まさに「目力」そのもの。大切に維持されたホワイトのボディがいっそう引き立ち、愛車が本来持っていた圧倒的な存在感が見事に復活しました。夜間の視認性も劇的に向上し、これで夜のドライブも安心してお楽しみいただけるはずです。しかし、今回のトータルリフレッシュはこれだけでは終わりません。 「瞳」の次は「足元」です。 ヘッドライトの輝きに負けないよう、次はブレーキキャリパーの塗装工程へと移ります。「純正ルック」を極めるためのキャリパーリフレッシュ、一体どのような仕上がりになるのでしょうか。
【施工後も安心[最大5年の防水保証】

最大5年間の「防水保証」で安心を 他店では保証対象外になりやすい「再結露や浸水」に対し、独自の高度な防水処理で最大5年間の保証をお付けします(熱分解は1年)。万が一の浸水時には、責任を持って無償で再施工いたします。
「失敗できない精密作業」をプロの手に ヘッドライトは高価な精密部品です。不十分な殻閉じは電装系の故障を招くため、確実な作業と安心を求めるなら、保証制度の整った専門店への依頼が不可欠です。
特殊な「非熱分解」にも対応 超音波カッターを使用する難易度の高い非熱分解モデルの分解も承ります。特殊作業となりますので、まずは一度お問い合わせください。
②キャリパー塗装
【ブレーキキャリパー塗装を長持ちさせるための3つの注意点】

さて、先ほどもお伝えした通り、ヘッドライトが「瞳」なら、キャリパーは「足元」の要。しかし、この美しさを維持するのは想像以上に過酷な環境です。
過酷な「熱」との戦い ブレーキ時は超高温にさらされるため、キャリパー塗装には想像以上の負荷がかかります。特にスポーツ走行では、熱による変色や塗装の浮き(気泡)が発生しやすくなります。長く美しさを保つには、熱変化に耐えうるプロによる徹底した下地処理と脱脂が欠かせません。
塗装を蝕む「ブレーキダスト」 パッドから出る細かな鉄粉やカーボン成分は、放置すると塗装面を浸食し、変色や腐食を引き起こします。せっかくの鮮やかなカラーも、ダストの蓄積でくすんでしまっては台無し。美観を維持するためには、塗装後の定期的な洗浄もセットで大切です。
見た目だけで終わらない「機能維持」 どれだけ本体を美しく塗り上げても、周辺のボルトやゴムブーツが劣化していては本末転倒です。熱や振動による錆やパーツの割れは、ブレーキ性能の低下に直結します。私たちは見た目のリフレッシュと同時に、グリスアップや点検を行い、機能面でも「GT-R」にふさわしい性能を維持します。
【今回のカラー塗装手順】
1.取り外し

まず初めに車体からキャリパー本体を取り外していきます。 ブレーキホースの切り離しはもちろん、状況に応じてピストンまで外す本格的な分解作業です。ここでポイントとなるのが、パーツの構造です。 一般的なメーカー純正キャリパーの場合、一つのキャリパーが複数のパーツで構成されていることが多く、分解も複雑になりがちです。しかし、今回のGT-Rに装着されているような「ブレンボキャリパー」は、剛性の高いモノブロック(または一体感のある構造)のため、パーツがひとまとめになっており、比較的スムーズに取り外すことが可能です。とはいえ、ブレーキは命に関わる最重要保安部品。一つひとつのボルトやシール類の状態を確認しながら、慎重に作業を進めていきます。
2.洗浄

次に、すべての土台となるキャリパーの徹底洗浄から行います。長年の走行で蓄積した頑固なブレーキダストはもちろん、経年劣化でパリパリと剥がれ落ちた古い塗装の「段差」を一つひとつ丁寧に取り除いていきます。主に研磨剤を使用し、細かな凹凸まで滑らかに整えることで、新しい塗料の密着性を極限まで高めます。地味で根気のいる作業ですが、ここでの「徹底した下地作り」こそが、数年後の美しさに圧倒的な差を生むのです。
3.塗装

次はいよいよカラー塗装に入っていきます。


ブレンボの文字も規定通りのものを入れていきます。

4.取り付け

リフレッシュされたキャリパーを車体へと取り付けていきます。キャリパー脱着に伴いブレーキフルードは一度すべて抜いているため、このタイミングで新鮮な新品フルードへと全量交換いたします。ブレーキホース内に残った気泡を徹底的に取り除く「エアー抜き」を丁寧に行い、カッチリとしたブレーキタッチが戻ったことを確認して、キャリパー塗装の全工程が完了です!機能と美貌、その両方を手に入れた足元は、まさにGT-Rにふさわしい仕上がりとなりました。
【キャリパー塗装とヘッドライトリペアで車は若返る!】

今回ご紹介したヘッドライトリペアとキャリパー塗装。 この2つは、愛車の印象を劇的に、そして最高に美しく変えてくれる「最も効果的なリフレッシュメニュー」だと私たちは確信しています。
「瞳(ヘッドライト)」に透明感が戻り、「足元(キャリパー)」に輝きが宿る。
たったそれだけのことのように思えるかもしれません。しかし、その相乗効果によって車全体が放つオーラは見違えるほど若返り、まるで時を巻き戻したかのような感動を味わせてくれます。「最近、少し愛車がくたびれて見えるな……」 「今の綺麗な状態を、10年後も守り続けたい」そんな想いをお持ちのオーナー様。 新車当時のあのワクワクするような眼光と、誇らしい足元をもう一度取り戻してみませんか? 私たちRISHが、皆様の大切な愛車を全力でサポートさせていただきます。
ぜひ、お気軽にご相談ください!





コメント