
マセラティ クーペ ヘッドライトリペア/ヘッドライト殻割り/ヘッドライト内側曇り除去/レンズ内側クリーニング/ヘッドライト内部清掃/車両持込/神奈川県
★施工内容★
・ヘッドライトレンズ表面研磨+スチームクリーニング
・ヘッドライトPPF(プロテクションフィルム施工)
・ヘッドライト殻割り
・ヘッドライトレンズ内側クリーニング
【マセラティ クーペのヘッドライト施工前の状態】



ヘッドライト全体的にクラック(ポリカーボネートのひび割れ)があり、表面の研磨はかなり重研磨しないと除去できないクラックの深さになります。国産車のヘッドライトの表面にクラックが入ってしまうと、ポリカーボネートの素材の違いで国産車に限ってはクラックの除去は90%不可能になります。いくら研磨を行ってもクラックが薄くなるなどのことはほとんどあり得ないのが現状になります。輸入車はクラックが入っても、そこまで深いクラックでなければ、重研磨を行うと90%除去が可能になります。輸入車は除去ができますが簡単にクラックが入ってしまうのが難点になります。リペア後、どれだけ状態維持ができるのかが重要な部分になります。
【ヘッドライト外し】



お車が希少車なため、ヘッドライトを外す情報が全く無く現車を見ながらでの作業になります。ヘッドライトは基本的にフロントバンパーを外さないとヘッドライトが外れない車両がほとんどですが、そうではない場合も少なくありません。例えば、ポルシェの車両のほとんどはヘッドライト単体で外れる仕様になっていたり、VWのビートルやポロ、アウディ TTなど年式によってはヘッドライト単体で外れる車両もあります。
【表面研磨後のヘッドライトの状態】






ヘッドライト表面研磨後ですが、すごいレンズ内側が曇っており真っ白な状態でインナーのカラーがあまりはっきりとは分かりずらいくらいに曇りが発生しています。表面研磨で表面はかなり綺麗にはなりましたが、内側の曇りで表面の綺麗さが全く伝わない状態。表面のクラックは粗目のペーパーで重研磨し、深いクラックを落としていきます。クラック除去の作業はかなり時間がかかる作業になるため、2日程度お時間をいただく場合もございます。粗目のペーパーから細目のペーパーに移行していきペーパー目を浅くしていきヘッドライトスチームをヘッドライト表面にあてがい透明度を出していきます。
【マセラティ ヘッドライト殻割り】



マセラティの様な輸入車は基本的にヘッドライトハウジングとレンズの接着はコーキングされており、熱分解では殻割りできないヘッドライトになるため超音波カッターを用いてヘッドライト殻割りを行っていきます。超音波カットするカットライトはかなり重要な部分になり、ヘッドライトを取り付けた際に、カットラインが見えてしまうと見た目が悪くなってしまうためカットする前にカットライトの確認作業は必須になります。また、ただカットするのではなく殻閉じをすることが前提ですのでカット断面も均一にギザギザしない様にカットする必要があります。カットでできたバリをしっかり除去してから殻閉じ作業を行います。
【レンズ内側クリーニング比較】




レンズ内側クリーニング後、見違えるほどの透明度が復活。表面がすでにリペア済になるので新品同様のレンズの透明感あるリペアが可能になります。ヘッドライト表面がクラックで光量が足りないなどの症状でディーラーなどで新品ヘッドライト交換と言われるケースが多々あります。その場合でも、ヘッドライト表面の状態にもよりますが修復可能な場合であればディーラーASSY交換(安くて左右新品ヘッドライト50万)の費用が10万程度の半分以下の金額で新品同様にリペア可能になります。
【マセラティ ヘッドライト殻閉じ】

超音波カットしたヘッドライトレンズはプラスチック専用接着剤で溶解しながら接着していきます。ヘッドライト殻割り作業で最も重要な工程になり、防水処理が一番重要になっていきます。殻割りができても防水処理がしっかりとされていないとヘッドライト内部に水が侵入し、電装がショートしてしまうため防水処理方法は適切な処理が必要になります。
【施工前と施工後の比較】












ヘッドライト施工後逆の手順でヘッドライトを車体に取付ます。付ける際もしっかりと養生をし、ボディの塗装面、ヘッドライト表面に傷を付けない様に設置していきます。マセラティクーペは希少車になりヘッドライトの新品の部品が生産が終了しており、中古部品もないため、リペアのみの方法でしかヘッドライトを綺麗にすることができません。
【DIYでのヘッドライト殻割りのNG】

現在では、WEBでDIYのやり方が事細かく記載されており、 DIYで施工される方が増えてきています。ですが、WEB上には正しくない施工方法も記載しており、しっかりと密閉されていなく結露してしまうケースも多く見受けられます。熱分解によるヘッドライトの殻割りでは、レンズやユニットに無理な力をかけ過ぎたための割れ、加熱しすぎによる融解がよくある失敗例です。ダンボール等の中に入れて温める方法も、温める場所以外にも高温になるためその部分が溶け出すことも少なくありません。レンズ自体が割れてしまった場合、もともとのレンズは使用できなくなるため、ヘッドライト本体ごと新品交換、もしくは中古品を探して交換しなければいけなくなります。新品ヘッドライトを購入したりと失敗すると通常に依頼するよりも出費が増えてしまいます。レンズ、ハウジングの単品での販売は、基本的には行われていません。特に、経年劣化によりレンズに細かな傷が無数にできた状態のヘッドライトは割れる可能性が高いので注意しましょうヘッドライト殻割りが出来る業者は日本全国をみても数が少なく、さらにその中から殻割りを専門に行っている業者は片手で数えれるくらいしかいません。殻割りが出来る業者は基本的には、LED加工のために殻割りを行ったり、インナー塗装を行うためだったりとメインとなるのがヘッドライトの中の作業になるので殻割りのみで引き受けてくれる業者があまりいないのが現状です。ヘッドライト殻割りには熱分解と非熱分解で殻割りできるヘッドライトがあるので超音波カットができない業者もいるためさらに殻割りできる業者は少なくなります。本来殻割りできないヘッドライトを超音波カットするのでその後の防水処理が不適切に行われるとヘッドライト内部で水漏れの原因になります。ヘッドライト殻割り後にアフターフォローのある業者選びが重要になってきます。アフターフォローとは防水保証期間が付随している殻割り業者の選定が施工後も安心してお車をお乗りできるおすすめの業者選びになります。
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