日産 キャラバン(NV350 プレミアムGX ブラックギア) ヘッドライトインナー塗装カスタム/ヘッドライト殻割り/車両持込施工/神奈川県
★施工内容★
・ヘッドライト殻割り
・ヘッドライトインナー塗装
(マットブラック&オリジナル塗り分け塗装)
[施工前のヘッドライトの状態]
純正ヘッドライトを今回はお客様のご要望でマットブラックにプラスして赤っぽいオレンジを差し色に塗装の塗り分けを行っていきます。キャラバンのグレードにプレミアムGXブラックギアのフォグ外周に限定色が塗装されており、そちらのカラーと同じ色をヘッドライトインナー塗装の差し色に今回施工していきます。
【ヘッドライト外し】
キャラバンのヘッドライトはバンパーを外さずにヘッドライトが外れる仕様なため作業も大掛かりにならずにスムーズに進みます。また、こちらのお車の場合、フロントパネルに社外のパネルが装着されており、純正のままであればそのまま外れますが、社外パネルがヘッドライト上部を少し覆い被さる形状なため、社外フロントパネルも外して作業を行います。
【インナー塗装施工前の状態】
ヘッドライトインナーは全体的にメッキで構成されてインナー塗装のバリエーションはかなりありそうなインナー形状でさまざまな配色でインナー塗装が楽しめそうなヘッドライトだと思います。キャラバンのヘッドライトをカスタムしている方も多い印象なので被らないカスタムが優先になりそうな車種になりそうです。
【ヘッドライトインナー塗装準備】
『ヘッドライト殻割り』
殻割りとは、レンズ、インナーパーツ、本体ユニットの3層構造になっているヘッドライトを分解する作業のことで、内部結露のクリーニング時、カスタムに必要とされる作業になります。ただし、ヘッドライト内部を濡らしてしまうと、電装系がショートしてしまう危険もあり密閉されているヘッドライトですので分解は職人でも難易度の高い作業となります。
熱分解できるヘッドライトの場合は、シーリング材のあるレンズ周辺の枠のみにヒートガンで温め、レンズ角の方から少しずつヘラ等を使い剥がしていきます。最近の自動車のヘッドライトには、熱分解ではなく、非熱分解で製造されているものも多く、ゴムや溶着といった熱では分解できない構造になっています。その様なヘッドライトはヒートガンを用いても殻割りできない為、超音波カッターでレンズと本体を分離していく作業になります。
単純に切るのではなく、殻を閉じる事も考慮してカットしていくため、断面を均一にカットすることが必須になります。全車種のヘッドライトが熱分解で開けるわけではありません。熱分解できる車種と熱分解できない車種があります。国産車は基本的には熱分解可能ですが、熱分解出来ない車種も近年では増えてきています。
『ヘッドライトインナー塗装』
ヘッドライト殻割り後、塗装する部分のインナーパーツを分解していきます。塗装するメッキ部分を研磨で下地処理を行っていきます。今回はマットブラックをベースにフォグレンズの色を差し色に塗装していきます。メッキ部分にそのまま塗装してしまうと最初は良いですが、シンナーが悪さをしてメッキ剥離を引き起こす場合がありしっかりメッキ部分は研磨で削ぎ落とすことが塗装では重要になります。
フォグランプ外周の色のカラーコードの情報がないため、本来は調色でのインナー塗装は行っておりませんが、お客様のこだわりポイントでもありますので調色を行い塗装させていただきました。限りなく近い色で塗装はできますが、全く同じ色での調色は難しいためある程度の誤差が生じてしまいます。インナー塗装後はすぐに殻閉じをするのは厳禁ですので十分にシンナーが飛ぶまで乾燥が必須になります。
【ヘッドライト施工完了】
Before
after
Before
after
Before
after
Before
after
現在では、WEBでDIYのやり方が事細かく記載されており、 DIYで施工される方が増えてきています。ですが、WEB上には正しくない施工方法も記載しており、失敗してヘッドライトを再度購入している方や、しっかりと密閉されていなく結露してしまうケースも多く見受けられます。ダンボール等の中に入れて温める方法も、温める場所以外にも高温になるためその部分が溶け出すことも少なくありません。レンズ、ハウジングの単品での販売は、基本的には行われていません。特に、経年劣化によりレンズに細かな傷が無数にできた状態のヘッドライトは割れる可能性が高いので注意しましょうヘッドライト殻割りが出来る業者は日本全国をみても数が少なく、さらにその中から殻割りを専門に行っている業者は片手で数えれるくらいしかいません。ヘッドライト殻割りには熱分解と非熱分解で殻割りできるヘッドライトがあるので超音波カットができない業者もいるためさらに殻割りできる業者は少なくなります。本来殻割りできないヘッドライトを超音波カットするのでその後の防水処理が不適切に行われるとヘッドライト内部で水漏れの原因になります。ヘッドライト殻割り後にアフターフォローのある業者選びが重要になってきます。アフターフォローとは防水保証期間が付随している殻割り業者の選定が施工後も安心してお車をお乗りできるおすすめの業者選びになります。
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